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当園で伸びる力

笑顔が弾ける小さな太陽

大好きな人から「大丈夫だよ!安心して」とかけられる言葉は、子どもの心の栄養となり、明るく元気な笑顔を生み出します。心は「古い脳の奥にある」と言われており、脳の成長著しい乳幼児期にかけられた愛情あふれる言葉は文字通り心に響くのです。

「いつでも見守っているよ」という言葉が「僕・私は、大丈夫!」といった安心感を生み出し、子どもはのびのびと成長する中で、しなやかな心、粘り強く最後まで頑張りぬく心、そして自分の幸せを感じるといった数値では表せない非認知的能力の芽を伸ばしていきます。

大好きな人の言葉は、子どもを幸せな未来へと運ぶ箱舟になるのです。

育ちと学びのアドベンチャー

子どもたちは、「こんなことやってみたい」「こんなことが得意なんだ!」「これ知っているよ」「ねえ、見て!」と日々、自分自身の興味や関心があることや得意なこと知っていることを保育者に話してくれます。

子どもは、自分自身という人生の主役として毎日の生活や遊び、人の関わり等をとおして、様々なことを自分の五感で感じ取り、その経験を生きる力という宝へとつなげています。

この、積み重ねが「誰のために、何をしたいのか」、「自分はどう生きていくのか」といった自分らしさという羅針盤を育み、人生という大きな冒険旅行を切り拓く力となります。

点が輪になる「それいいね!」

「なんだか、うまくできないな。どうしよう。」「あっ、いいこと思いついた」「なに?なに?」「わぁー、それいいね!僕も、私もやってみたい!」「いいよ。一緒にやろう!」子どもたちの思いや想像力がつながる瞬間、遊びの世界は無限に広がり、そして深くなります。

この経験は、一人では実現が難しくても、仲間と協同して個々の得意なことを活かして目の前の小さな扉を開くことによって、いつしか大きな扉を開くことにつながります。三人寄れば文殊の知恵。子ども時代を子供らしく遊んだ子は、一人の想像をみんなの創造へとつなげ、新しい未来を切り開きます。

「大発見」多彩な命つなげる命!

子どもたちは、自然豊かな園庭環境の中でとんぼやカエルを追いかけたり、ぶどうやブラックベリーを食べたり、ラベンダーなどのきれいなお花を摘んだり野菜を育てたりと、自分の五感を研ぎ澄まさせて遊びます。

小さな虫や植物の営みに触れることは、子どもたちにとっては知らない世界を覗くようなもので大発見の連続です。懸命に生き、輝く命、消えていく命に触れることは、その尊さを知るかけがえのない機会となり、子どもたちの心に優しさを育みます。そして、子どもたちは、命のゆりかごである自然の大切さを学ぶことで、命を守りつなげる大人へと成長します。

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