0歳児 初めてのクッキング

先日、0歳児クラスの子どもたちと一緒に、初めてのクッキング活動に挑戦しました。今回のメニューは「バナナきな粉スムージー」づくりです。

まだ月齢の小さな子どもたちにとって、「食材に触れる」「調理の過程に参加する」ということ自体がとても貴重な体験になります。

まずは、丸ごとのバナナを見せると、じーっと見つめたり、そっと手を伸ばしたりと、興味津々な様子。
「なんだろう?」という表情を浮かべながら、初めての感触にドキドキしている様子もありました。実際に手で触れてみると、つるつるした皮の感触や重さ、柔らかさを感じているようで、そっと握ってみたり、にぎにぎと力を入れてみたりする姿が見られました。

中には、普段の食事の中での経験を思い出したのか、皮をむくような仕草を自然にするお友達も。
日々の生活の積み重ねが、こうした場面で生かされていることを感じ、成長の一端が見られた瞬間でもありました。

バナナの皮を剥いたあとは、袋に入れてその上から手でやさしく潰していきました。
「おいしくな〜れ!」と保育者が声をかけながら袋をモミモミ。
子どもたちも保育者の様子を見ながら、一緒に手を動かして楽しんでいました。
袋越しに伝わるやわらかい感触が不思議だったのか、何度も触れては手を離すという動作を繰り返す姿もとても可愛らしかったです。

その後、ミキサーで滑らかにしたスムージーを小さなコップに注ぎ、いよいよ試飲タイム。
コップを渡すとじっと見つめ、保育者の介助で一口飲んで「ん!」と目を丸くする子や、「もっとちょうだい」と言わんばかりに手を伸ばす子もいました。
ごくごくと飲む姿はとても嬉しそうで、自分たちが関わって作ったスムージーを味わう満足感を感じてくれているようでした。

まだまだ一つひとつの経験が新鮮な0歳児の子どもたち。
これからも、さまざまな食材に触れたり、簡単な工程に参加したりする中で、五感を使って「食」に親しむ時間を大切にしていきたいと思います。
安全に配慮しながら、楽しく和やかなクッキング体験をこれからも重ねていきたいです♪

  

 

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5歳児 野菜の生長

5歳児の子どもたちが春から大切に育ててきた野菜たちが、夏の訪れとともにぐんぐんと大きくなってきています。毎日の水やりや草取りなどを通して、子どもたちは植物の変化に気づきながら、野菜の成長を心待ちにしてきました。

この日は、にんじんの間引きを行いました。土の中からそっと引き抜くと、小さな根の部分にうっすらと色がついていることに気がついた子どもたち。「あ!オレンジのところがあるよ!」「もうにんじんになってる!」と、土の中で育っていたにんじんの姿に興味津々でした。

間引いたにんじんは、そのまま捨てずに、さっと茹でてマヨネーズを添えてみんなで試食してみることにしました。一口食べてみると、「ちょっと苦いけど、甘いところもある!」「これ、黄色にんじんだよね?」「もっと食べたい!」と、育てた野菜を実際に味わうことで、味や色、においの違いにも自然と気づく姿が見られました。

自分たちで育てた野菜だからこそ、子どもたちの関心もひとしおで、「もっと大きくなったらどうなるの?」「次はいつ食べられるの?」と、今後の成長にも期待が膨らんでいる様子です。日々の観察や収穫を通して、野菜がどのように育ち、食べ物になっていくのかを体験的に学ぶことができる貴重な時間となっています。

これからさらにぐんと大きくなるであろう野菜たち。次の収穫のときには、どんな発見や感動が待っているのか、子どもたちと一緒に楽しみにしていきたいと思います♪

  

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4歳児 バケツ稲づくり

昨年度、年長児が取り組んでいたバケツ稲づくりに、今年度は年中児が挑戦し、毎日お世話を頑張っています。

土と水をどろどろになるまで混ぜる過程では、「プリンみたい〜!」「きもちいいね!」と泥の感触を存分に楽しむ姿が見られました。苗を植えるときには、「3本の指でやさしく持つ」というコツを伝えると、子どもたちは力加減に気をつけながら、丁寧に苗を植えることができました。

毎日の観察や水やりを通して、「昨日より大きくなってる!」「お水あげないと!」といった声が聞かれ、苗の成長に気づいたり、お世話をする気持ちが芽生えたりしています。少しずつ育っていく稲を見守りながら、子どもたちは生長への期待を膨らませています。

今後もバケツ稲づくりを通して、お米ができるまでの大変さやありがたさを感じる経験につながっていくことを願っています。

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3歳児 元気いっぱい!体育遊び

3歳児クラスに進級し、新しく始まった「体育遊び」。

毎月1回程度、日高ななつ星に行って行っています。
先月は、初めての場所・先生・活動に緊張する子どもたちも多く、なかなか保育者のそばを離れられない姿も見られました。

しかし、2回目となる今回は少しずつ雰囲気にも慣れ、笑顔で体を動かす姿がたくさん見られました。

今回の活動は「ボール遊び」。
小さなボールを頭に乗せて歩いたり、肩と耳の間に挟んでバランスを取ったりと、遊びの中で自然と体の使い方を学んでいきます。

最初は難しそうにしていた子も、先生にやり方を教えてもらうと「できた!」と自信に満ちた表情を見せてくれました。

活動の最後には、みんなで「玉入れ」にチャレンジ!
かごをめがけて一生懸命ボールを投げ、入ったときには「入ったー!!」と目を輝かせながら教えてくれる姿がとても印象的でした。

これからも体育遊びを通して、さまざまな運動に挑戦しながら、体を動かす楽しさや「できた!」という達成感をたくさん味わっていってほしいと思います。

  

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2歳児 春の恵みでクッキング!よもぎ蒸しパンを作りました

春の陽気が心地よく、園庭で過ごす時間もどんどん増えてきました。
そんなある日、子どもたちと一緒に園庭で見つけた「よもぎの葉」を使って、蒸しパン作りに挑戦しました!

まずはホットケーキミックスに牛乳を入れて、みんなで「まぜまぜ~♪」と楽しく混ぜます。そして最後に刻んだよもぎの葉を入れる前に、「葉っぱを入れたら、何色になるかな?」と問いかけると…

「赤!」と予想外の答えが返ってきました。
実際に混ぜてみると、生地はきれいな緑色に変身!
「みどりになった!」「黄色かと思った〜!」など、色の変化に興味津々の子どもたちでした。

カップに生地を流し込んで、蒸しあがるのを今か今かと待つ姿もとても可愛らしく、「まだかな〜?」とワクワクした様子。
出来上がったよもぎ蒸しパンをひとくち食べてみると、「おいしい!」「もっと食べたい!」と、夢中になってパクパク食べていました♪

自然の中で見つけた春の恵みを、みんなで調理して味わう体験は、子どもたちにとってとても貴重な時間になったようです。
これからも、季節を感じられる活動をたくさん取り入れていきたいと思います。

  

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1歳児 お散歩に出かけたよ

最近は暖かい日が続き、戸外やお散歩に出かける機会が増えてきました。

お散歩中には、普段あまり見かけない景色やものに出会うこともあり、子どもたちは指差しや仕草を使って「見つけたよ!」と嬉しそうに教えてくれます。

なかには、聞き慣れない音に「ん!?なんだ??」と反応し、友達同士で顔を見合わせながら不思議そうにしている微笑ましい場面も見られました。

公園では綿毛を見つけました。先生が「ふぅー」と吹いて飛ばす様子を見て、真似をしてみる子、うまく飛ばせずに「ん?」と首を傾げて考える子――どの姿もとても愛らしく、子どもたちの豊かな感性が感じられました。

また、草花だけでなく虫にも関心が広がっており、カエルやアリを見つけては一生懸命に追いかけたり、じっと観察したりと、生き物との関わりを楽しんでいます。

日々のなかでさまざまな発見や驚きを経験しながら、子どもたちはぐんぐん成長しています。

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0歳児 はじめまして、よろしくね

おとなもこどもも、新しいスタートにドキドキの4月。たくさんの「はじめて」に出会う0歳児ひよこ組は、新しい環境やいっしょに過ごす保育者に慣れていくためのステップを踏み、声を上げて抱っこを求めていた時間が、今ではもくもくと探索を楽しむ時間に変化しています。
お子様が初めて経験する集団生活。だいすきなお家の方の元を離れて過ごす不安を和らげ、安心して園生活を送れるようにと、一人ひとりにぴったりな寄り添う保育を、わたしたちも試行錯誤の毎日です。
ぽかぽかした晴れの日には春の景色を楽しみ、ちょっぴり暗い雨の日にはみんなが集まる遊戯室へおさんぽに。お兄さんお姉さんとの出会いで、さらに新しい世界が広がっていきます。
あたたかい季節を迎え、わくわくすることがもっとたくさん待っています。これからの成長が楽しみです!

  

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3歳児 雪遊び

3歳児の子どもたちは雪遊びを楽しんでいます。
まだ誰も踏み入れていない雪の上を歩くと、自分の足跡を発見する子もいました。
「これ〇〇ちゃんの足跡だよ!」と友達や保育者に話し、みんなで足跡をたくさんつけて遊びました。
また雪をバケツや入れ物に詰めて、それをかき氷に見立てて、「かき氷屋さんです!かき氷どうぞ!」と友達や保育者に振る舞って楽しんでいました。
部屋に入ってから、次また雪が積もった時用にかき氷のシロップを作りをしました。
早くたくさん雪が積もってほしいと願う子どもたちでした。

  

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【2歳児 親子ふれあいDAY】

先日、3歳未満児の親子ふれあいDAYがあり、2歳児ではお部屋でリズム遊びをした後、ホールで異年齢児交流を楽しみました。
リズム遊びでは「あなたのおなまえは?」の歌に合わせて歌い、保育者にマイクを差し出されると「〇〇です!」とマイクに向かって苗字やフルネームで答える子の姿も。
その後はホールで異年齢児交流をしました。
子どもたちはお父さん・お母さんと一緒に木の玩具を使って園で遊べる嬉しさや特別感を味わいながら遊んでいました。
また、家庭内の関わりだけではなく、お父さん・お母さん同士の関わりの幅が広がったように思います。

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1歳児 戸外遊び

とにかく体を動かすことが大好きで元気いっぱいな1歳児の子どもたち。
外へ行くことが分かると帽子を取りに行ったり、自分の力で靴下を履こうとしたりと大喜びで身の回りの準備をしています。
外へ行くと、大型遊具や砂場など、好きな場所に向かって走って行き、それぞれ好きな遊びをじっくりと楽しんでいます。
少しずつ友達の存在を意識するようになり、友達が大型遊具や築山に登っていると他の子も登る、そういう姿が増えていくうちに半数の子が大型遊具、築山に一人で登れるようになりました。
最近では、築山、砂場でのごっこ遊び、三輪車、スクーターが子どもたちの中で大人気です。
手洗い、食事が一人でできるようになってきているだけでなく、遊びの中でも成長していく姿がはっきりと分かり、嬉しく感じております。

 

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